ホーム Facebook Twitter
資料請求・お問い合わせ

ストーリーテリング

採用広報担当者必見!書くネタが思いつかないときの対処法

こんにちは。ストーリーテラーズの代表、高野(こうの)です。

多くの中小企業・スタートアップでは、総務や人事の業務と並行して、採用広報を担当されている方が多いのではないでしょうか。そんな方々からよく聞く悩みの一つが、「発信するネタが思いつかない」というものです。

情報発信の重要性はわかっているものの、企業のオウンドメディアやSNSアカウントとなると内容に責任が伴うため、なかなかコンテンツが決められない。手がつけられないまま時間だけが過ぎ去り、ホームページのお知らせもSNSのアカウントも、半年以上投稿していない。そんな企業は少なくありません。

そこで今回は、企業ブログやSNSの投稿など、文章コンテンツのネタの作り方について、お伝えします。

なぜネタが思いつかないのか?

採用広報を始める際、大半の企業は以下のような状況に陥りがちです。

1. とりあえずSNSの公式アカウントを作成する。
2. ホームページにブログ欄を設置する。
3. 早速発信を始めてみるもありきたりな内容になり、反響がない。
4. どんな内容が心に響くのかわからず、ネタが思いつかなくなる。

そもそもネタが思いつかない最大の原因は、「読み手を想定していない」ことにあります。

「誰に届けたいのか」「誰に読んでもらいたいのか」が、明確に定まっていないのです。

人は「なんでも書いていい」と言われると、かえって書けなくなってしまうものです。そこでポイントとなるのが、「読み手(ペルソナ)を設定する」ことです。「自社の魅力を誰に届けたいのか」を考えて絞り込むことで、読み手が知りたい内容が想像できるようになります。すると、発信するネタが思い浮かびやすくなるのです。

ペルソナ設定の5つのポイント

採用広報の情報を発信する際、まずは自社が求める人物像をはっきりとイメージすることから始めましょう。

1. 基本情報(年齢、性別、居住地など)
2. 職業情報(現在の仕事内容、職歴など)
3. スキル(専門知識、資格など)
4. 価値観(キャリアの最終目標、仕事に対する価値観など)
5. 転職の動機

社内で細かく決まっていなければ、ペルソナとなる人物像を担当者が作ってしまってもOK。ここまで洗い出せば、ぼんやりしていた読者像が鮮明になってくるはずです。

例えば、ペルソナが以下のような人だった場合、

・現職は大企業
・縦割り組織で年長者の層が厚く、なかなかチャンスが巡ってこない
・人事面談でやりたいことを伝えても、希望が通らず悶々としている

自社の魅力を伝えるには、以下のような発信が心に響く可能性が高いでしょう。

・「失敗を恐れずチャレンジしよう」という社風がある
・入社3年目の若手でも大役を任されている

そのうえで、「チャンスは誰かに与えられるものではなく、今いる環境で全力を尽くしている人にのみ巡ってくる」など、自社の価値観を合わせて伝えておくと、より社風に合う人材が興味を持ってくれる可能性が高まります。

発信を続けることで、より刺さるコンテンツが作れる

制作するコンテンツに、「これぞ!」という正解はありません。「読み手に響くだろう」と思うことなら、なんでも書いてみてOK。練りに練ったコンテンツを1〜2個作ってみたところで、急に応募が増えたり、フォロワーが激増したりするような甘い世界ではないからです(笑)細かいことは気にせず、とにかくたくさん発信してみましょう。

そうして発信を続けていくと、だんだんとコメントが入るようになり、フォロワーとコミュニケーションを取る機会が増えていきます。リアルな声に触れるようになると、さらにペルソナの解像度が上がってくるでしょう。また、リアクションが見えることで、今後発信すべき内容も手に取るようにわかるようになります。こうした取り組みを続けることで、徐々にネタが見つかりやすくなり、発信のハードルも下がっていくはずです。

採用広報の発信内容に悩んでいる方は、まずは読み手(ペルソナ)をしっかりイメージすることから始めてみてください。それでも「自社で継続するのは難しい」「内製できない」とお困りの際は、遠慮なくストーリーテラーズにご相談ください!

一覧へ戻る

ストーリーで
採用とブランディングを
加速させる会社

ストーリー記事作成に関することなら
お気軽にご相談ください。
資料請求やお見積もり依頼も可能です。

資料請求・お問い合わせ