ストーリーテラーズブログ
ストーリーテラーズライターの転職実体験|ストーリーの有無が応募の決め手だった⁉
ストーリーテラーズライターのあゆです。私には大企業からベンチャー企業への転職経験があります。転職活動時に企業に応募するかどうか判断する際にじっくりと読んでいたのが、その会社の「社員インタビューや座談会」。社員のキャラクターや社風を知ることで、「自分の性格に合いそう」「安心して働くことができそう」と、応募を決める大きな一手となりました。
今回は私自身の転職経験から、「ストーリーを発信する大切さ」をお伝えしたいと思います。
大企業からベンチャーへの転職で大事にしていたことは?
私は新卒で大手損害保険会社に入社しました。損害保険会社を志望した理由は「女性でもバリバリ営業社員として活躍できるから」という理由もありましたが、正直ネームバリューに惹かれたというのも大半を占めていました。大学生の私にとっては、「大企業に入社した方がかっこいい!」という想いが大きかったですね(笑)。
会社のメンバーは大好きだったのですが、昔ながらの体育会系の企業文化が根強く残る環境に疲弊してしまい、約5年間働いたのちに退職。そして、転職活動を開始したのですが、その際に何よりも重視していたのは「社風や企業文化」と「働く社員の雰囲気」でした。損保会社で会社のメンバーのことは大好きだったものの、企業文化が合わなかったので、この双方が自分に合うことが必要だと思ったからです。
当時、私は大手の転職支援会社を通して転職活動を行っていました。しかし、その会社からもらう求人票の情報は、業務内容や給与・福利厚生の情報が大半を占めており、「社風や企業文化」と「働く社員の雰囲気」といった情報はほとんどありませんでした。
「これじゃどんな会社かわかんない…」と思った私が力を入れてチェックしていたのが、企業のホームページ・採用サイト、Wantedlyなどに掲載されている代表や社員のインタビューや、座談会レポート。このような記事を読むことで、社風や企業文化、代表や社員の雰囲気がリアルに伝わってきました。そして、その会社になじめそうか、会社の考え方に共感できるかを見極め、応募するかどうかの判断材料にしていました。
逆に言うと、社風や想いがわかるような記事がどの媒体にも見当たらない会社に関しては、「どんな社風なのかわからないと、自分がなじめるのかどうか想像できない」「代表や社員がどんな人なのかわからない会社に応募するのは怖い」と感じました。そのような企業に関しては、たとえ転職支援会社から求人票をもらっても、応募するのを躊躇していましたね。
これからの採用は、ストーリーが応募者を惹きつける
このような経験から、会社の社風や想い、働くメンバーの人となりを発信していくことは、応募者を惹きつけるのに重要な施策だと考えています。そして、ストーリーテラーズの作り出すストーリーの役割の重要性を私自身が強く感じています。
「大企業で身につけた基礎力をベンチャー企業や中小企業で発揮する」という考えを持った若い人は、一昔前よりも格段に増えていると思います。そして、私自身、大企業から中小企業やベンチャー企業に転職するにあたり、給与や福利厚生の水準が下がってしまうことよりも、「社風や企業文化」と「働く社員の雰囲気」が自分にフィットするかどうかが重要でした。こういった応募者層を取り込むためにも、採用の広報財産として、私たちストーリーテラーズの紡ぎだすストーリーをぜひ活用していただきたいですね!
- このブログを書いた人
- -あゆ ストーリーライター