ストーリーテラーズブログ
ストーリーテラーズが気づかせてくれた、想いを伝える「楽しさ」「面白さ」「大変さ」
こんにちは。ストーリーテラーズのライターかなこです。出不精でインドアな私が、ひょんなことから国内外を行き来する旅人になったのは、約3年前のこと。出会いや対話がその人の人生を変えるなら、まさに私はそのとき、運命の出会いを果たしたのだと思います。
そしてストーリーテラーズとの出会いも、私にとっては大きなターニングポイントのひとつ。そこで今回は、ストーリーテラーズに参画して変わった私の仕事観や生活を、前編・後編でお届けします!
一筋縄ではいかない、インタビューライティングの奥深さと魅力
ときは少し遡り、まだストーリーテラーズと出会っていない2022年の春。私は日本一周の旅をスタートさせました。きっかけは「誘われたから」という単純なもの。それでも、ひとつの場所に強く根を張る私にとっては、今までの人生をひっくり返すほどの大きな出来事でした。
旅について長く話してもアレなので省略しますが、この日本一周の最中に私はストーリーテラーズと出会い、インタビューライティングに挑戦することになります。
正直、ライティングについてはある程度の自信はありました。長く求人制作に携わっていたので、文章についてはどうにかなるだろうと楽観視していたのです。
ところが、ストーリーテラーズでの執筆は想像以上に難しいものでした。いざ書こうとすると、言葉が思うように出てこない。求人広告とは違う言い回しを整えるのに頭を使う、いや、使っても、うまくいかない!
当たり前のことですが、文章は扱われる場所によって、その色を変えます。ニュース記事ならフォーマルで少しかための文章、ファッション誌なら(ターゲット層にもよるが)もっと軽快で話しかけてくるようなトーン、そして求人には簡潔で魅力的な表現が求められる。一方、ストーリーテラーズが扱うインタビュー記事は全く異なるアプローチが必要でした。
インタビュー記事では、企業の代表や社員さんの想いを忠実かつ魅力的にカタチにしなければならない。話し言葉を自然な文章に変換し、インタビュイーの個性を損なわずに読みやすくする。さらに言葉の奥にある本当の意味を読み解き、誰にでも伝わるように変換する必要がある。それがとてつもなくエネルギーを使う作業だということに、挑戦してみて初めて気づいたのです。
ストーリーを紡ぐことで出会えた、新しい自分
「難しいな」「どうしようかな」と、うんうん唸りながらも、私はストーリーテラーズでのライティングに没頭していきました。そして、少しずつですが、この仕事の本当の魅力に気づいていきます。
「ただ情報を整えるだけじゃない。想いをカタチにし、言葉に息吹を吹き込んでくれる」
これは、私が執筆を担当している企業の代表の方がストーリーテラーズについて語ってくれた時の言葉です。ストーリーテラーズに参画して約1年半、色々なお客さまの記事を書いてきました。上達したところも、一周回って下手になったところもあるかもしれません。
まだまだ足りないところだらけの私ですが、実際に担当したお客様にこういった言葉をいただけると、正直、グッとくるものがあります。そして嬉しい気持ちと同じくらい、「もっと頑張らないと」と、改めて身が引き締まる思いもします。
ひとつのストーリーを紡ぐことで、読者の心を動かす。それが私たちの役割なのだとすれば、「それはとても魅力的なことだな」と改めて思うのです。
これは、少し前の私なら考えもしなかったこと。ストーリーテラーズでの経験を通じて、ライターとしての自分の新たな一面に出会うことができました。これからも、一つひとつの言葉に魂を込めて、心を動かすストーリーを紡いでいきたいと思います。
後編では、ストーリーテラーズに出会って変化したことの「生活編」をお届けします!
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『フルリモートでも寂しくない!ストーリーテラーズの仕事スタイル』
- このブログを書いた人
- -かなこ ストーリーライター