ストーリーテラーズブログ
主婦ですが、何か?|ストーリーテラーズ創業者・高野の自然体リーダーシップについて
こんにちは。メンバーの本部(もとべ)です。
私はストーリーテラーズ創業時から、ずっとそばで高野を見てきました。その中で感じた彼女の魅力について(ちょっと手前味噌にはなりますが笑)今回、書いてみたいなと思います。
子どもをおんぶしながら、プレゼンにのぞむ
「息子を園に預けられなかったので、おんぶしながらプレゼンテーションをした」
これは高野が、ストーリーテラーズ設立前に、出資者にプレゼンテーションをする大事な場面での出来事です。
当日はコロナ真っ只中。
オンラインでのプレゼンテーションでしたが、画面越しには数名のお偉いさんが座っていました。
高野以外は全て男性で、とても緊張感のある雰囲気が漂っていました。
そんな中高野は、緊張するそぶりなど一切なく、背中におんぶしている息子と一緒に、最後までプレゼンテーションをやり遂げました。
その後の質疑応答の時間で、お偉いさんの一人から、
「高野さん、さっきから微妙に揺れているようですが、もしかして、赤ちゃん、おんぶしてます?」と質問が。
その瞬間高野は「あ、そうなんです。今10ヶ月なんです」と言って、笑顔で画面に背中を見せ、息子の姿を披露しました。
そのあまりに普通の返答に、そこにいた男性陣は少し戸惑いながらも、次第に高野のペースに巻き込まれていき、無事、会社への出資が決まり、会社設立に至った、という出来事がありました。
周囲の常識に惑わされない等身大の行動
あの時、もし私だったら…お偉いさん方の視線を感じた瞬間に「すみません!今日は子どもを預けられなくて申し訳ありません!」と謝っていたと思います。
私だけではなく、多くの人が、そうするのではないでしょうか。
ところが高野は全く動じることなく、ごくごく自然に、いつも通りに振る舞っていました。周りの常識に惑わされず、等身大の姿を見せる彼女の姿勢に、その時の私は、強い感銘を受けました。
彼女は、今自分が何をすべきかを理解し、ただそれを実践しているだけ。
世間の目など気にせず、自分らしさを貫く。
それが、高野が周囲を巻き込み、動かす大きな力になっているのだと気づかされました。
実は会社を設立した後も、株主から高野は「あなたたちは主婦だから」「主婦が頑張ってるね」と言われることが多々あったそうです。
私なら、その言葉に少なからずショックを受けてしまうような気がします。
「あ、私達はこんなに頑張っているのに、ただの主婦だと思われているんだ…」と。
ところが高野は、ショックを受けることはおろか、
「そうです。主婦です。家事も育児もホントに忙しい主婦ですが、何か?笑」
とむしろ肯定し、笑い飛ばし、ごく自然にそのことを強みに変えていました。
高野の魅力は、何か特別なことをしているわけではなく、ありのままの姿を見せていることなのだとその時思いました。
肩肘張らずに自分の力を発揮する姿に、人は惹きつけられ、高野と一緒に働きたいという仲間が、自然と増えていったのです。
組織が変わるのは等身大の行動の積み重ね
会社を経営し、成長させるというのは、並大抵なことではありません。時に株主や周囲から厳しい言葉を投げかけられることも多々あります。
そんな時でも彼女は、感情的になるのではなく、ごくごく自然体にそれらを受け止め、一歩ずつ歩みを進めていました。
「私が世の中を変えるんだ!」と意気込むわけでもなく、「女性の新たな働き方を作り出す!」と燃えているわけでもなく、目の前のことに真摯に向き合い続ける。
そうした地道な努力と、そこから生まれた結果によって、株主や周囲の目も次第に変わり、気がつけば、周囲から「主婦だから」と言われることもなくなり、いち会社として、しっかり向き合えるところまでのぼってくることができました。
また私のようなママメンバーや(3人の子どもがいます)、海外在住のメンバーも活躍でき、多様なメンバーが力を発揮できるようになったのも、高野がずっと等身大であり続けてきたからこそだと思います。
高野から学んだ等身大の強さ
高野を見て私が学んだのは、等身大でいることの強さです。
世間の常識に惑わされず、自分の信念に従って行動すること。
スーパーマンのように世界を救済するのではなく、目の前のことに全力で取り組む姿勢。
そうした等身大の行動こそが、周囲を少しずつ、そして確実に変えていくのだということを、高野は教えてくれているような気がします。
だから私も「もっと成長したい!」と焦ることもたくさんあるけれど、特別なことをしようとするのではなく、自分らしさを大切にしながら、今できることを積み重ねていきたい。
そうすることで、いつの日か、自然と周囲を変える存在になれるといいな…と。
そんな等身大の強さを持つ人間でありたい。
それが、創業から3年、高野と共に働く中で、彼女から教わったことです。
これからも、多様なメンバーが活躍するストーリーテラーズとして、私もしっかり役割を果たし、頑張っていきたいと思います!
- このブログを書いた人
- -ゆか セールスディレクター